西遠の代名詞とも言われる｢黄色いライン｣。冬服のゴールデンイエローのラインは、ずっと受け継がれている西遠の伝統の色。浜松の皆さんにも「黄色いラインの西遠」と覚えていただいています。
胸のくるみボタンにも歴史があります。実は、戦時中、絹の供出が行われたときに、ネクタイの代わりに新たにデザインされたものなのです。このくるみボタンも西遠では大切に継承し、同時に平和の心も育んでいます。

青い屋根の静思堂、レンガの壁の講堂や生活会館、ステンドグラスの美しい体育館など、西遠の校舎には美しさがあります。落ち着いた佇まいの学園には、木々もたくさん植えられ、季節を緑と花で味わうことができます。こうした環境のもと、生徒たちはみな自分を見つめ、様々な可能性を開花させ、かけがえのない友を得て、大きく成長していきます。
そうした日々を、西遠では「青春の道場」での「２０００日の修行」と呼んでいます。

１０月最初の土日に開催される学園祭には、毎年３千人以上のお客様がご来校くださいます。
中学３年から高校２年までがクラスごとに行なう｢ホームルーム展｣は、学園祭の華。各クラス、半年かけて研究したテーマを大きな製作物と見やすい展示に仕上げ、ご来場のお客様に丁寧に説明します。今年の１位はさてどのクラスでしょうか。
イチョウ広場のＰＴＡ模擬店も人気です。おいしい焼きそば、揚げ物、甘いクレープに麩菓子など、人気のメニューをそろえて、お客様をお待ちしています。