県内私立学校で勤務している先生たちに私学の魅力を聞いてみました!
(公社)静岡県私学協会
私学教員採用総務委員会
※掲載している文章は原文ママです
【東部地区】
★誠恵高等学校
Q 私立学校に就職した理由、良かった点
A 公立学校との決定的な違いである、異動が無いという点です。この学校に入学すれば、〇〇先生に指導していただける、そんな声をいただいた時に、私立学校で勤務する最大の喜びを感じています。
Q 学校独自の研修等
A 本校独自の校内研修システムがあり、教職員を対象とした悉皆研修を年に2回実施し、教職員の資質向上に取り組んでいます。また、新任職員を対象とした研修システムもあり、年に2回程度、研究授業をしてもらいます。
Q 福利厚生面について
A 本校では、業務内容に応じて、法人に残業代金を支払っていただいております。また、校内に業務用焙煎機があり、珈琲好きにはたまらない職場環境です。
Q 職場の雰囲気について
A 私自身、学校独自の研修システムや福利厚生面を含め、働きやすい環境だと自負しています。また、何か困ったときには、すぐに相談できる先輩方も多数いるため、その点も本校の働きやすさの一つだと感じています。
Q 部活動に関して
A いわゆる通常の部活動(運動・文化・eスポーツ)だけではなく、本校には独自のクリエイティブクラブ(ダーツ、歴史探究、英語スピーチ、コスプレ制作等)があります。教職員・生徒の個性を前面に出していくクラブ活動、そんなイメージの取り組みです。
Q 自己PR
A 私は、中学校時代の恩師(英語)の背中を追いかけ、現在、私学の教員(英語)として教鞭を執っています。生徒の成長に寄り添える喜びを感じながら、教育を通じて次世代を育てることが、最大のやりがいではないでしょうか。
Q 学校PR等
A 本校には、独自の研修制度、静岡県内唯一の残業システム、クリエイティブクラブといった他校にはない特徴があります。個性豊かな生徒たちの未来を、一緒に創っていく仲間を募集しています。”Teach Today, Transform Tomorrow.”
★ 校長からのメッセージ
A どの私立高校も特色があり、学校ならではの特徴や良さを持っています。教職員の異動がない分、じっくりと教育活動に取り組め、生徒の将来も責任もって取り組む気持ちが必要です。ぜひ、じっくり、ゆっくり生徒を育てる私立高等学校を希望してください。
【中部地区】
★藤枝順心中学・高等学校
Q 私立学校に就職した理由、良かった点
A 教員になりたいという思いと、女子サッカーを指導したいという両方を叶えることができる場所があるから。自分が卒業した場所に戻り恩返しをしたいと思ったから。
Q 学校独自の研修等
A ①新任職員研修会、②進路報告会(進路部職員研修)、③生徒理解研修(生徒指導課職員研修)、④生徒募集研修(渉外課職員研修)、⑤進学指導研修(進学指導課研修)、⑥防災研修(総務・管理課研修)、⑦ICT研修(教務課研修)、⑧各課の活動報告会(全課)、⑨授業研究 等
Q 福利厚生面について
A ①社会保険加入(雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金)、②退職金共済加入、③退職金制度あり(勤務年数1年以上)、 ④定年(60歳)、⑤再雇用制度あり(65歳)、⑥勤務延長あり、育児休業取得実績 あり、介護休業取得実績 なし、看護休暇取得実績 あり
Q 職場の雰囲気について
A 職場の雰囲気はとても穏やかで、コミュニケーションが活発だと感じています。年齢の近い職員は少ないですが、年齢の離れている教員とも分からないことがあれば気軽に相談できる環境なので、とても働きやすいと感じています。
Q 部活動に関して
A 部活動の活動縮小の風潮がある昨今であるが、運動にせよ文化的活動にせよ教育的価値は大きい。本校においては、積極的に外部教員を招聘し、専門的知識や技能を生徒に提供し、教員の負担軽減をしている一方、部活動を指導できる専門のスキルを持った教員は、その部活動を存分に指導し、3年、6年のスパンで成長していく生徒に立合い、やりがいを実感できる。
Q 自己PR
A 美術教員として、生徒が将来どんなジャンルの仕事、進学に向かっていっても、スケジューリング能力を身につけ、クリエイティブに人生を切り開いていけるように指導しています。古典的な作品制作の技法指導、最先端のデジタル制作など多くのジャンルに挑戦し、日々自分を鍛えながら生徒と共に学ぶ日々です。今年度本校は美術教科を中心にして推進するDXハイスクールとして認定され、私自身は生成AIをどう制作に生かすか勉強中です。そういった挑戦も私学ならではのフレキシブルな環境があるからこそと感じています。
Q 学校PR
A 教科に関する専門性はもちろんですが、部活動に関する専門性も高められていると感じています。各分野においてスペシャリストがいる本校で多くの経験をできることに喜びを感じています。中学生から高校生まで多くの生徒の成長を感じながら、自分自身も日々成長していきます。
★ 校長からのメッセージ
A 生徒と向き合う時間を大切にする教師 来ることが楽しみになるクラスをつくる教師
生徒との時間をつくり、コミュニケーションを深める。 これにより生徒のことをしっかり把握し、学習指導、生活指導、進路指導に生かす。 また、問題となることがあっても早期解決につなげる。
★藤枝明誠中学・高等学校
Q 私立学校に就職した理由、良かった点
A 公立高校のように異動がないため、自分の仕事を全うしやすいと考えました。同僚の顔ぶれが大きくは変わらないため、阿吽の呼吸で業務が進みお互いをカバーし合える点は大きな魅力だと思います。
Q 学校独自の研修等
A 新任職員研修、進路報告会、生徒理解研修、進学指導研修、授業研究等があります。数学科や地歴公民科の若手教員には個別に研修が設定されており、難関大学の入試問題に取り組んだり、研究授業をおこなったりすることで授業スキルを向上させることができます。
Q 福利厚生面について
A 公立校以上に様々な面で充実していて、安全安心な労働環境が保たれています。
Q 職場の雰囲気について
A 本校は運営委員の先生方をはじめ、教員同士がフラットに仲が良くコミュニケーションをとりやすい環境だと思います。そのため学年や学校全体で多くを情報共有することができます。また各教員の裁量で進められることが多く、それぞれの教科や学級、部活動における挑戦が認められています。
Q 部活動に関して
A 文化部・運動部を問わず、多くの部活動が全国レベルで活躍できる生徒を育成しています。この競技に取り組みたいという理由だけで生徒さんは集まりません。この先生の指導の下、3年間を充実させたいという生徒さんが集まるような魅力を持った教員が多いと思います。
Q 自己PR
A 生徒に日々楽しませてもらい、そして成長させてもらいながら働いています。また日本各地だけでなく、世界で活躍する卒業生たちにも刺激をもらい、自身をブラッシュアップする充実した日々を過ごしています。
Q 学校PR
A 学習にも部活動にも前向きな生徒が多く、大学入試に力を入れている学校です。各々が自由な発想を持ちつつ業務に取り組むことができると思います。
★ 校長からのメッセージ
A 本校の建学の精神を理解し、定めた目標に向かって興味関心を持って取り組む人を求めます。一緒に未来を作りましょう。
★常葉大学附属菊川中学・高等学校
Q 私立学校に就職した理由、良かった点
A 人事異動が法人内に限られており、公立高校よりも教員同士の理解や関係性がより強固です。困ったことがあればいつでも相談できる存在が多く、安心して職務にあたれます。また母校愛が芽生え、教員が一丸となって“より良い学校づくり”にあたれることが最大の魅力だと感じます。
Q 学校独自の研修等
A 初任から三年次まで研究授業があり、多くの先生からアドバイスをいただき自身の授業を振り返ることができます。また、法人本部の研修会や学校独自の研修会が年に数回実施され、教員としての在り方、教科指導の方法、保護者対応、緊急時の対応、など絶えず教員としての知識のインプットができる環境が整っています。
Q 福利厚生面について
A 本校では変形労働時間制を採用しています。教職員それぞれに与えられた役割に応じて労働時間を変えることができます。
Q 職場の雰囲気について
A 大変活気があり、日頃の職務に加えて、教員研修会や職務打ち合わせ会、教員サッカー大会など職務外のイベントもあり、交流を深めることができます。学年や教科、世代の垣根を超えた多くの先生方とざっくばらんにお話しすることができ、「チーム」としての体制が非常に整っています。
Q 部活動に関して
A 私は、専門競技であるバドミントン部の顧問を務めさせて頂いています。この度、県大会で優勝し、全国大会に出場させていただく運びになったのですが、生徒が優勝を決めた瞬間の感動は一生ものです。間近で生徒の背中を押せる、教員という仕事に就けたことに喜びを感じています。また、本校は部活動が盛んであり、顧問の先生方と人間教育の方法などを共有する機会が多々あり、非常に学びが深いです。
Q 自己PR等
A 私は、かねてより私学教員志望でしたが、就職してからより私学に対する魅力を感じています。中でも、いつでも相談できる上司がいることが、何よりの誇りです。この関係性を築き上げることができるのは、私学ならではだと思います。子供たちにより良い教育を届けるためには、誰かの協力が必須となります。そんな職場を作り上げるのはやっぱり“母校愛”。私学の母校愛は強いです。
Q 学校PR等
A 本校の建学の精神は“より高きを目指して“という向上心溢れるフレーズです。研修を通して、教員としてのスキルアップができるだけでなく、多くの先生方と深く交流させて頂くことで人生経験を積み、人間として成長することができます。教員として、一人の人間として、より豊かな人生を歩みたい方、子供の成長の後押しをしたい方、やりがいのある仕事を探している方にはぴったりな職場です!
★ 校長からのメッセージ
A 生徒や同僚と共に、明るく元気に毎日を送ってくれる人材を求めます!
【西部地区】
★浜松啓陽高等学校
Q 私立学校に就職した理由、良かった点
A 私学の独自性と自主性を学校の特色とでき、それがそのままその学校ならではの魅力に繋がるところに惹かれました。自由度が高い分、責任も重く、教育という仕事のやり甲斐にも通じます。
Q 学校独自の研修等
A 検定試験、不登校、入学試験等に係る委員会が組織され、その幾つかに属しているため、日々、「研修」の連続です。教科指導、生徒理解、学校行事等、実践的に学べる機会がたくさんあります。校風の継承等、先輩教員から学ぶことも多く、充実しています。
Q 福利厚生面について
A 学校法人ごとに多少の違いはあると思われますが、基本は、公立学校に準じたものになっています。
Q 職場の雰囲気について
A 明るい雰囲気です。本校は、「面倒見の良い学校」と評されることがありますが、職場においては、「面倒見のよい先輩教員」のお陰で楽しく仕事ができ、働きやすいです。
Q 部活動に関して
A 部活動は、文化部が8、運動部が9あります。商業科のみを設置する専門高校であるため簿記、電卓、ワープロ、情報処理など、商業系の部活動が盛んです。簿記、情報処理部は、東海大会出場の常連校です。令和6年度にはダンス部を新設しました。
Q 自己PR
A 民間事業所での1年半の勤務を経て、念願の高校教員になりました。商業高校出身の「強み」を活かして、「商業」を学ぶ面白さを教えたいと思っています。大学まで野球部で活動して来ましたので、その経験も活かせる機会があればよいと思っています。教職経験は、未だ1年に満たず、職業人としてもこれからですが、先輩教員はもとより生徒からも謙虚な姿勢で学びながら、任せて貰える仕事を一つひとつ増やしていきたいと思っています。人の成長を支え、それを喜びとできる仕事は、教職以外にはありません。理想の教員を目指して頑張りましょう。
Q 学校PR
A 校訓「誠実・忍耐・研鑽」。県下唯一の私立単独商業です。大正13年に学園を創設し、令和6年の今年、100年を迎えました。浜松啓陽高等学校を新設してから18年が経ちました。穏やかで落ち着いた校風で学校規律もきちんとしていて、明るく楽しく、豊かな学校体験をさせようと、教職員一丸となって教育活動に取り組んでいます。ゼロスタートの商業科目では、検定取得を通じて自信を喚起し、その結果は幅広い進路にも活かされています。「教育の成否は教員の資質、向上にある。」と言われることがありますが、校風の継承とともに本校ならではの「教育」の維持、充実を図り、生徒、保護者から選ばれる学校づくりに邁進しています。
★ 校長からのメッセージ
A 先ずは、教科の専門性。次は生徒理解する力が大切です。学校の特色を活かした豊かな「学校体験」を企図し、与えることができる教員を求めています。小学校の時、授業終了のチャイムが鳴っても、先生に纏わりついてその続きが聞きたかったり、言いたかったりした経験は、教員志望の誰にもあることでしょう。そんな様子の一端が、本校の杉本先生にも垣間見られて、羨ましくも思えます。「教科指導と生徒指導は、車の両輪」と表現されることがありますが、きちんと教科指導ができる教員、「難しいこと」を「楽に(感じさせて)教える」力量のある教員の一人となれるよう研鑽を積んでいます。人生100年時代を生きる若い人の、十代後半の「成長」に関われる教員の「仕事」は、魅力いっぱいです。
適性検査・履歴書預かり制度についての問い合わせ先
本HP内に適性検査・履歴書預かり制度について紹介しているページがあります。
ご覧いただき、ご不明な点がございましたら、お問い合わせください。
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