県内私立学校で勤務している先生たちに私学の魅力を聞いてみました!
(公社)静岡県私学協会
私学教員採用総務委員会
※掲載している文章は原文ママです
【東部地区】
★加藤学園高等学校
Q 私立学校に就職した理由、良かった点
A 私自身が「新しい環境」があまり得意ではなく、公立の高等学校だと数年ごとに環境が変わってしまうので、私立の高等学校へと選択肢が絞られていきました。環境の変化という部分に気を取られすぎず、毎年の安定したルーティーンの中で指導を向上させていける環境に魅力を感じています。
Q 学校独自の研修等
A 「初任者研修」や「進路指導研修」では初めのうちに保護者対応や朝終礼のあり方などについて考えたり、受験での小論文や面接指導のポイントを理解できたりと実践に活きることが学べます。夏に行われる「職員研修」ではICT教育の在り方やツールへの理解を深められます。
Q 福利厚生面について
A 本校は、法定の福利厚生の充実はもちろんのこと、設備等でも充実したものが見られます。数年前、セブンイレブンの商品が陳列されている自動販売機が導入されました。身近なコンビニエンスストアの商品を学校内で購入できることは、生徒だけでなく教員も助かっています。
Q 職場の雰囲気について
A 本校は、先生方の個性も豊かで働いていて楽しいですし、私自身も困った時や悩んだ時色々な先生に声をかけていただきました。自身が尊敬する上司の背中を追って働く中で毎日発見があり、勉強になっています。
Q 部活動に関して
A 生徒の人間性を高めたり、活躍の場を広げたりするための大切な場となっています。また、全部活動で経験者未経験者問わず受け入れてくれる体制が整っていると思います。今年度より「ドローン同好会」が発足するなど、新しい取り組みに対して積極的であるのも本校の魅力だと思います。
Q 自己PR
A 私は「誠実に生徒と向き合う」ことを大切にしています。生徒にとって必要だと思うことは、時間がかかろうと手間がかかろうと必ず行動に移します。最後は生徒の力を信じるようにしていますが、それで成し遂げられなかったことは、また反省して何度でも挑戦する向上心を失わないようにしていきたいです。
Q 学校PR等
A 本校は、目の前の生徒に対してどの先生も温かく誠実に向き合っています。また、2023年より國學院大學と高大連携協定を締結したり、ロイロ認定校に承認されたりと日々進化を遂げています。2026年には創立100周年を迎える、伝統ある本校でぜひ一緒に働きませんか?
【中部地区】
★静岡学園中学・高等学校
Q 私立学校に就職した理由、良かった点
A 私立学校に就職してよかったと感じる点は、年度をまたいでの活動に見通しを持てることです。教員の移動が少ないため、生徒指導も部活動指導も長期的な計画を立てながら取り組むことができます。生徒の成長に多くの場面で関われるのがとても大きな魅力です。
Q 学校独自の研修等
A 週に数回TT(Team Teaching)の授業があります。これは同じ教科の先輩教員の授業を見学する、もしくは自分の授業を見ていただけるものとなります。自分の中にはなかった生徒への伝え方を知ることや、授業を進めるうえでのポイントなど多くのことを学べる機会となっています。
Q 職場の雰囲気について
A 担任業や教科指導に関わる疑問など、分からないことが最初はたくさんあります。しかし、そんな質問や相談を聞いてくださる先輩教員がたくさんいてくださるので、分からないことは常に質問できる環境が整っています。
Q 部活動に関して
A 私が所属する部活動では競技力の向上だけではなく、「この部活に所属していてよかった」と感じてもらえるように活動しています。部活動だからこそ得られる経験があるため、生徒だけではなく私自身も一緒に成長しているなと多くの場面で感じることができます。
Q 自己PR
A 最初は生徒指導も教科指導も不安がありました。しかし、生徒が成長するように教員も成長します。常に向上心を持ち、一生懸命勉強や部活動に取り組む生徒とともに努力し続けることによって、不安は自信へと変わっていくと考えています。ぜひ一緒に、生徒の成長に負けないように頑張りましょう。
Q 学校PR
A まだまだ未熟な私ですが、多くのことに挑戦できる環境をいただいていると感じています。分からないことがあればすぐに質問・相談ができ、苦戦していることがあれば声をかけていただける、そんな安心感の中で多くのことに挑戦し、成長できる環境です。
★ 校長からのメッセージ
A 「学校は人が育つ場である」アンケートに答えてくれたK先生はいつも明るい笑顔で生徒達と一緒にステップアップしています。これからの時代の変化と共に成長していこうとする気概に溢れた若い力を求めます。
★焼津高等学校
Q 私立学校に就職した理由、良かった点
A 生徒の興味を引くような自由度のある教育課程に魅力を感じた。自分のイメージする教育の実現に挑戦できる環境が整っていると感じた。
Q 学校独自の研修等
A 新人研修 校内研修 外部研修(選択必修)
Q 福利厚生面について
A 着任の4月から年次有給休暇が付与されている。職務手当が充実している。
Q 職場の雰囲気について
A 和気あいあいとした雰囲気で他の教員とのコミュニケーションが取りやすい。
Q 部活動に関して
A ソフトテニス部、トランポリン部をはじめとする活発な運動部、多様な文化部があり、生徒一人ひとりが目標をもって活動している。
Q 自己PR
A 所属校で自分が求められている役割と、自分が生徒に何ができるかを考えながら日々勉強している。教職の奥深さはまだ分からないが、大変な仕事であるからこそ打ち込む価値があると思う。
Q 学校PR
A 私学では県内唯一の総合学科であるため、自分自身を試すことができる環境にある。様々な専門教科、多様な選択科目があり、自分の専門性が発揮できる機会に恵まれている。
★ 校長からのメッセージ
A 教員も生活者なので「やりがいを感じればお金は後回し」には与さない。本校では給料や諸手当を拡充すべきと考え、検討、実施している。一方、近年は教職の待遇面でネガティブな報道ばかりで気が滅入る、確かに改善すべき点は確実に、かつ多くある。しかし、どのような職業でも明暗はあり、課題と魅力がある。暗の面は十分取り上げられているので、敢えて明を強調したい。生徒の成長はこの上ない喜びであり、お金には代え難い(前言に矛盾か)。そして、教職の魅力が語られない不幸も強調したい。「教育は百年の計」ともいわれ、その重要性は誰でも認知するところである。それだけ重要な仕事、やりがいの溢れる仕事といえる。
求める教師像の例を以下に示す。
〇教育に確かな使命感を持ち、教育理念を常に更新しようとしている
〇成長意欲と進取性を持ち、協働と自己主張のバランスを取ろうしている
★静清高等学校
Q 私立学校に就職した理由、良かった点
A 私立学校を就職先に選んだ理由は、人事異動がないため、それぞれの学校が持つ独自の教育理念に集中して研鑽を積むことができる点が主に挙げられます。
就職してよかった点は、上記に加えて各教室にICTの設備が整っており、授業が進めやすい点です。
Q 学校独自の研修等
A 年次研修として公開授業を行います。ICTを扱う授業としての研修を兼ねており、授業の幅を広げることができる機会となっています。
Q 福利厚生面について
A 生徒が短縮授業の日は教員の業務終了も早くなったり、長期休暇中に積極的な休暇取得が推奨されたりなど、時間外勤務の短縮に対して働き方改革が進められています。
Q 職場の雰囲気について
A 運動部の生徒が多いこともあり明るい生徒が多く、教員も長年勤めている人がほとんどで頼りがいがあり、新任教員としてはとてもやりやすい環境です。
Q 部活動に関して
A 県外から入学している生徒も多く、幅広い人間関係を築くことができます。文化部・同好会に関してもそれに関して経験のある教員が顧問になるなど、運動部から文化部、同好会まで高い技術や豊富な経験を得ることができます。
Q 学校PR等
A 本校は「社会に貢献しようとする強い使命感と豊かな人間性を備えた人材の育成」という建学の精神のもと教育を行っています。生徒が豊かな知識と技術を得て社会へはばたくことができるよう、教員も様々な学習・経験を重ねています。
【西部地区】
★聖隷クリストファー中学・高等学校1
Q 私立学校に就職した理由、良かった点
A 私立学校の良いところは、サポートが手厚い点だと思います。私自身、学生時代に勉強面で多くのサポートをしていただいたので、それを教員の立場として返していきたいと思ったのが私立学校に就職した理由です。
Q 学校独自の研修等
A 本校では年5回の全体研修と、新任及び若年教員を対象に月2回の研修を行っています。全体研修では、学校をより良くするための方法をワークショップ形式の対話型研修を通して実施しています。また、新任及び若年者研修では、2週間ごとに自身の現状を振り返り課題や悩みなどを共有し、お互いに課題解決に向けて切磋琢磨する時間を設けています。
Q 福利厚生面について
A 家賃補助や、各種お祝い金や弔意金の支払いがあります。また、永年勤続及び、教育実践上功績があった職員は、毎年学園教職員研修の際に表彰されます。
Q 職場の雰囲気について
A それぞれの先生の得意なことを生かして、働くことができる職場です。教科指導はもちろんのこと、校務分掌などもそれぞれの適性に合わせて割り当てられているため、安心して働くことができます。
Q 部活動に関して
A 部活動は、運動部・文化部ともに盛んな学校です。先生方もそれぞれの得意分野を生かし、また、生徒とともに真摯に向き合っています。
Q 自己PR
A 私自身、民間企業から教員に転職しましたが、毎日教育活動を行う中で、「教育」は全ての人にとっての要であり、人生の礎となるものだと、改めて感じています。誰かの人生の基礎を一緒に創り上げる、こんな贅沢な仕事は他になかなかないのではないでしょうか。
Q 学校PR
A キリスト教精神にのっとって、聖書の一節であり建学の精神「自分のようにあなたの隣人を愛しなさい」から、常に「隣人愛」を意識した教育活動を行っています。「愛」という言葉はなかなかピンと来ないかもしれませんが、「誰かの幸せを、自分の喜びに。」することができる生徒とは、どのような人間だろうか?教職員も生徒も一丸となって、この問いの答えを日々考え、実践できるよう、まずは自信を大切にし、「自分のように」他者に手を差し伸べられる生徒の育成を目指しています。
★聖隷クリストファー中学・高等学校2
Q 私立学校に就職した理由、良かった点
A 私自身、私立の中高で「建学の精神」に基づく教育を受けてきました。私学の「建学の精神」とは、どんな人間になりたいか明確に示され、全校の教職員がそこを目標に教育に携わります。私学の一番の魅力は理想像が明確になっている、ここにあると思います。
Q 学校独自の研修等
A 全体研修が年5回、若年者向けには隔週でLSPのファシリテーター資格を持った先生による研修があります。研修ではその時の自分の状況や、考えていることなどを振り返ることができます。
Q 福利厚生面について
A 福利厚生ではないですが、会議資料のペーパレス化、全教員タブレット配布等といった業務の効率化が進められています。特にタブレットはiPadなので使い勝手も良いです。
Q 職場の雰囲気について
A とても良い雰囲気だと思います。教科指導や生徒指導で行き詰った際には、周りの先生方に気軽に相談することができます。また、多様な特技・趣味を持った先生方の話を聞いて、日々刺激を受けることができます。
Q 部活動に関して
A 運動部・文化部ともに盛んな学校です。どの部活の生徒も、真剣に部活動に取り組んでいます。県大会や全国大会で成績を残している部活も多くあります。
Q 自己PR
A 母校に就職をし、憧れの先生方と同じ教壇に立つことができ、とても充実した日々を送っています。人としても教員としても成長し続けられるよう、怠らず励んでいきたいと思います。
Q 学校PR
A 施設面が充実しています。校舎にエレベーターが設置されており、身体の不自由な生徒も他の生徒と同じように生活をすることができます。また、7月に体育館に冷房が設置されたことで、体育の授業や部活動を夏の気温が高い日でも安全に行うことができるようになりました。
適性検査・履歴書預かり制度についての問い合わせ先
本HP内に適性検査・履歴書預かり制度について紹介しているページがあります。
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